12月13日(水)午前10時、大阪高裁別館7階73号法廷で、大谷いづみさんへの立命館大学産業社会学部の同僚教員による脅しをめぐる民事訴訟の控訴審が行われました。大谷さんを支援する30人ほどが傍聴しました。法廷は10分ほどで閉じられましたが、その後、裁判官と両当事者との話し合いがあり、続いて、大阪高裁別館ロビーで傍聴に来た支援者らが大谷さんを囲み、第2回目の「大谷いづみさん職場復帰支援の集い」が行われました。
被告側が裁判所の仲介に応じる構えを見せたことは、継続してきたハラスメントを重大な問題として認める考えとも受け取れます。立命館大学側もこれまでの被害者に対する抑圧的な対応を改めざるをえなくなるのではないでしょうか。
大阪高裁別館ロビーでの集いでは、現状をどう捉え、今後の支援をどう進めていくかについて話し合い、加わった方々から大谷いづみさんへの力強い支援の言葉が寄せられました。
荻野美穂さん(元大阪大学、同志社大学教授)
大谷さんの長年にわたる優れた研究活動に、いつも感銘を受けてきました。彼女が何よりも愛してやまない教育と研究の場に無事に復帰できるよう、一日も早く安全で平穏な職場環境が回復されることを願っています。
以下、関連情報です。
12月13日の民事訴訟控訴審の情報
http://www.arsvi.com/ts/20171213.htm
東京での高校教員らによる支援の集い
http://mys1.sakura.ne.jp/shimazono/
11月6日の「大谷いづみさん職場復帰支援の集い」